【小児2人に甲状腺がんの疑い、成人女性甲状腺がん確定】
本日発売の週刊文春(3月1日号)にスクープ記事が掲載されました。
福島県から北海道に避難した子供(
郡山市
など)に、甲状腺がんの疑いがある、というのです。誌面によれば、4歳の男の子の甲状腺には10ミリ、7歳の女の子には8ミリの結節(かたまり)が見つかりました。
「今までにこんな例は見たことがありません」
超音波の画像を診た医師は、そうつぶやいたといいます。
小児性甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故で唯一公的に認められた被曝による健康被害です。
さらに驚くべきことに、成人女性一人は、すでに甲状腺癌が確定しています。
【福島県立医大 山下俊一氏、追加検査抑止のメール認める】
週刊文春の取材に対して、福島県立医大の山下俊一氏は、福島で行った甲状腺検査の追加検査を行わないようにというメールを出したことを認めた、と記事には記載されています。
(ソース)
・週刊文春2012年3月1日号(p.26~p.29)
から転載
四ページのメイン記事
・福島から北海道に避難した子供120人を甲状腺検査したところ、11人に、「甲状腺がん」が疑われる深刻な所見がある。一人は「がん確定」で手術の予定。考えられているよりも早い進行。
・彼らは福島で「良性」と診断されたが、その診断では細胞診が行われていない。
・福島の検診は3年ごとで、その間にセカンドオピニオンを取ると思っても「福島医大に行け」と言われてしまう状況。
・文春は山下教授を直撃。三年間でガンを発症しても自分は責任を問われない旨の返事。
から転載
・・・・・・・・・見守っていただくのは結構なことですが、その
間に治療はしないのでしょうか?
陽性で始めて検査開始とは。
その時点で、手遅れではないのでしょうか?