亜急性甲状腺炎とは? [ホルモン・代謝の病気]

甲状腺にウイルス性の感染が起きると、細胞が破壊され、その結果、大量の甲状腺ホルモンが堰を切ったように血液中に流れ込んでホルモン分泌を制御できなくなり、甲状腺機能亢進症の症状が起きるものです。

いわゆる甲状腺のかぜのような病気なので、タチの悪いものではありません。


亜急性甲状腺炎の症状
軽いものなら甲状腺にしこりができるだけですが、多くの症例では初期に軽い発熱や発汗など、かぜのような症状が現れ、その後、高熱や動悸、息切れ、倦怠感、筋肉痛がおき、甲状腺のあたりの首が腫れます。

首の付近で痛みの部位が移動するのが特徴です。


亜急性甲状腺炎の治療法
軽ければ特に治療をしなくても、半年以内に完治します。

また、重症の場合には副腎皮質ホルモン剤を使用すると発熱や痛みに強い効果があります。安静にしてバランスよい食事をします。

受診科は内科、内分泌代謝科、甲状腺専門外来です。

亜急性甲状腺炎に関するQ&A

 

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