MBS ちちんぷいぷい 11/27 の番組内で紹介されていた内容ですが、
体質、遺伝が関係?? 甲状腺の病気 が紹介されていました。
甲状腺は。首の前、のどぼとけのすぐ下にあり、大きさは、縦横4センチほどの臓器。
正面から見ると蝶の形に似ている とも言われている。甲状腺で作られるホルモンは、
体の発育や成長を促すとともに、全身の新陳代謝を活発にする働きがある。
女性に多い甲状腺の病気
・女性の20人に1人は、甲状腺に異常があるといわれている。
・男性の5倍から10倍、女性の方が多い。
・発症の年齢幅も広く、思春期から高齢者まで、20代から50代の発症が一番多い。
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの量が、多くても、少なくても、甲状腺に異常を
起こし全身にさまざまな辛い症状が現れる。一部の症状が、更年期障害に似ているため、
自分で勝手に更年期だと思い、病気が進むまで、気が付かない場合もあるそうだ。
甲状腺の異常は、大きく2種類にわかれる。
・甲状腺機能亢進症 甲状腺ホルモンが増加し新陳代謝が活発になる。
暑がり、手の震え、動悸、脈が速くなる、発汗、発熱、体重減少、イライラ、下痢など
代表的な病気として、バセドウ病 がある。
バセドウ病の症状、突眼は、バセドウ病の 1割から2割 程度である。
・甲状腺機能低下症 甲状腺ホルモンが少なくなり代謝他体の機能が低下する。
寒がり、皮膚のかさつき、脈が遅くなる、むくみ、体重増加、疲労感、便秘、脱毛など
代表的な病気として、橋本病 がある。
コンブ、海草類(ヨード)の取りすぎに注意する。
甲状腺機能の異常 原因は? 本当の理由は、現段階では、分かっていない。
一説には、女性ホルモンとの関係があると言われているが、定かではない。
親子、兄弟で甲状腺機能の異常になることが多い。
甲状腺機能の異常は、体質、遺伝が関係するとも言われている。
身内の方に、バセドウ病、橋本病の方がいたら、気を付けていた方が良い。
昆布、海草類をたくさん食べる様になってくると橋本病が増えてきたと言う。ダイエット
目的とかもあるが、昆布、海草の食べすぎで、甲状腺機能低下症の女性が増えたそうだ。
ヨードは、コンブや海草類に含まれ、消毒、殺菌剤としての用途が大きい。
ヨードは、甲状腺ホルモンの原料だが、多く取りすぎると甲状腺に悪影響を及ぼす。
昆布 1g に、ヨード 1mg が含まれ、1日の必要量は、0.2mg である。
人によって様々であるが ヨードを過剰に取りすぎると、甲状腺機能低下症に。。。
日常生活では、昆布、海草を食べ過ぎない。タバコを吸わない。ストレスをためない。
更年期障害と甲状腺機能亢進症の症状は、体が暑くなる(ホットフラッシュ とか)と
言う事が似ている。バセドウ病は、1日中 体が暑い。 更年期障害は、急に暑くなり、
すぐに冷め寒くなる。 と言う様な違いがある。甲状腺機能低下症は、医師でも判断が
むずかしい病気。血液検査によって、甲状腺の異常がわかる。どの病院でも、お願いを
すれば、血液検査をすることが可能である。血液検査の追加オプション的なイメージ。
治療・診断は、内分泌科が専門分野である。
血液中の 甲状腺ホルモン(遊離サイロキシン)、甲状腺刺激ホルモン で判断できる。
甲状腺刺激ホルモン で言えば 例えば、
数値が高い場合 甲状腺機能低下症 (橋本病 など)
数値が低い場合 甲状腺機能亢進症 (バセドウ病 など)
今回、血液検査で、甲状腺に関する検査が簡単に行えることを勉強した。また、
甲状腺が、多くても、少なくても・・・ 要注意ですね。
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