甲状腺エコー(超音波)検査|健康診断結果の見方

甲状腺エコー検査 健康診断で甲状腺エコー検査を測る場合、喉に超音波機器を当てて測定します。検査時には痛みや圧迫感もなく、身体に無害です。

診察台に横になるか、座ったままでもでき、喉にジェルを塗るだけですので検査時間は5分程度とすぐに終わります。

甲状腺の病気にかかると甲状腺が大きくなりやすいため、まずは甲状腺の大きさを調べます。次にしこりの有無を確認します。

しこりがあった場合は腫瘍の位置や形状、内部の状態を判断します。そのときに血流の速度や腫瘍の硬さを調べて、その場で良性か悪性を診断することもできますが、精密検査を勧められることが多いです。

甲状腺エコー検査の基準値は「正常」です。

体験者の甲状腺エコー検査は「正常」で基準値内でした。前回も「正常」で変化はありません。

甲状腺エコー検査で判定できる病気

甲状腺エコー検査の健康診断結果では甲状腺癌、甲状腺腫、甲状腺機能亢進症、バセドウ病、甲状腺炎などを疑うことができます。

判定結果が正常値内でなかった場合は、放置していると悪化したり、すでに治療が必要な可能性もありますので、早めに専門医に診てもらい、適切な指示を受けるようにしましょう。

甲状腺エコー検査に関する補足情報

2011年3月以降では甲状腺にヨウ素が蓄積されることが、特に問題視されています。福島第1原発事故による放射能汚染で、甲状腺エコー検査を毎年実施する自治体も増えました。

福島県では18歳以下の子供を対象にした甲状腺エコー検査は、生涯にわたって診断するようです。

チェルノブイリ原発事故のときには子供の甲状腺にヨウ素131が蓄積してしまい、実際に癌化する例が報告されています。

また、ヨウ素を吸収しても貯蔵量には限界値があるため、事前に無害なヨウ素剤を飲むすることで、放射化ヨウ素を吸収させないといった処方が推奨されています。

甲状腺エコー検査の体験談

 

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