まぶたはとてもデリケート
たくさん涙を流した後や次の日、目の腫れが起こっていることがよくあります。目の腫れ、まぶたが腫れるという症状の原因は、とてもデリケートなまぶたが、塩分を多く含んでいる涙に長時間さらされていると、目の腫れといった症状を起こしてしまうのです。治療法としては、濡れタオルで目の腫れを冷やす、冷たいタオルと温かいタオルを交互に目の腫れに当てるといった治療法で目の腫れは引いていきます。目の腫れには他にもいろいろな原因があります。多くは、結膜炎や麦粒腫、散粒腫、涙嚢炎、帯状ヘルペスの感染、眼瞼炎、眼球の中の感染症が原因で目の腫れを引き起こすこともあります。また、美容整形で目の手術などを行ったことが原因で目の腫れが起こることがあります。
眼瞼炎による目の腫れの症状と治療法まぶたの炎症を眼瞼炎と呼びますが、目の腫れは眼瞼炎が原因となることもあります。眼瞼炎の症状は目の腫れの他に、ただれ、痛み、まぶたの外反、乱生などの症状が見られます。眼瞼炎は、細菌感染やウイルス感染が原因で発症します。また、化粧品や薬品によるアレルギー反応が原因で起こり、目の腫れを引き起こすこともあります。治療法としては、抗生物質の軟膏を使用しますが、症状が悪化した場合の治療法は自己免疫の治療法が用いられます。治療法で注意したいのは、治療を途中で止めてしまうと、慢性化することもあります。完治するまでは、意志の指示に従って、正しい治療法を続けていくようにしましょう。
バセドウ病による目の腫れ目の腫れの原因の一つにバセドウ病があります。バセドウ病の症状は、眼球が突出し動機、ふるえ、汗をかくなどの症状、顔つきや目つきがきつくなるなどの症状も見られます。また、疲労感、頻脈、集中力の低下といった症状も見られます。バセドウ病とは甲状腺ホルモンが異常に分泌される病気で、女性に多く、20~30代に多いという特徴があります。バセドウ病の目の腫れの原因は、眼筋が太くなり、眼筋の体積が増えるため、その分目玉が押し出されることが大きな原因です。まぶたの腫れの原因は、まぶたの脂肪が増えるという症状もありますが、眼球が前に出てしまうためそう見えるのです。治療法は、甲状腺の治療法・薬物による治療法や放射線のヨードを用いたアイソトープ療法や甲状腺の切除などの治療法、を受け眼筋の肥大がおさまっていくのを待つことです。