甲状腺疾患とうつ病

●●●●甲状腺疾患とうつ病

甲状腺は首の下方についている小さなハート型の臓器で、

外から触ってもよく分かりません。

甲状腺から出る甲状腺ホルモンは、生きていくために必要な、

いろいろな臓器を調節しています。


正常な状態では甲状腺ホルモンは常にほぼ一定の濃度に保たれ、

甲状腺ホルモンによって体にある臓器は正常に働き、元気に生活を送ることができます。

甲状腺は血液中のヨードを取り込んで、2種類の甲状腺ホルモンを分泌し、

このホルモンは脳にも作用するので、

量が多すぎても少なすぎても、精神状態に悪い影響が起こってしまいます。



甲状腺ホルモンが少ないと、


●体の臓器の働きが鈍くなり、

●脳が働かずに眠気が強くなったり、

●物忘れが多くなります。

●集中力の低下

●話し方もゆっくりになり、

●やる気もでず、

●痴呆ではないが、一見痴呆と間違われる

●腸が正常に働かずに便秘に、

●卵巣の機能が低下し、

●心臓の動きもゆっくりになります。


甲状腺機能が低下すると、うつ病でよく見られる症状が現れやすくなり、



分泌過多であると、


精神的に

●落ち着きが無くなったり、

●集中力低下、

●イライラなどの神経過敏、

●不眠

眼が出てくるといった症状(眼球突出、バセドウ眼症)がみられることがあるのも、

この病気の特徴です。


甲状腺機能に異常が生じると、上記のように、精神活動に様々な影響が現れます


甲状腺ホルモンの他にも副腎皮質ホルモン、性ホルモンなども

うつ病の原因になると言われ、

肉体的にも精神的にも支障なく機能させる上で重要な役目を担っています。




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出産という大仕事をなしとげて幸せな気分のはずなのに、なぜか悲しくなったり、涙が出たりするのが、マタニティブルーで、憂鬱な気分が数週間経っても収まらない場合は注意が必要です。


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気分変調症が始まるのは10代、20代の若い年齢が多く、軽いうつ状態が、児童・青年期では少なくとも1年間、成人では少なくとも2年間、持続している状態をさし、気分変調性障害や抑うつ神経症とよばれることもあります。




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